入れ歯の治療

入れ歯は、虫歯や歯周病などで歯がなくなってしまった部分にプラスチックや金属で作った歯を装着して 修復(補綴)する治療です。

入れ歯の治療について

入れ歯の治療では、一人一人のお口の中に合った入れ歯を作ります。型取りから出来上がりまで、平均して5回の来院が必要となる治療です。 また、作製したあとも、痛みが出たりするため、調整が必要となります。

入れ歯の型取り(印象採得)

まず、入れ歯を口の外で作っていくため、お口の中の型取りを行います。金属の型を使い、ピンク色の3分ほどで固まる材料で型をとっていきます。

入れ歯の高さを決める(咬合採得)

入れ歯の型取りでとった型をもとに蝋で入れ歯の原型を作ります。その原型をお口の中に入れ、違和感がどのくらいあるかを確認します。 以前使用していた入れ歯や今のお口の中の状態などを総合的に判断して、入れ歯の高さを決めていきます。口の張り出し具合もこの時点で確認します。

入れ歯の見た目を決める(蝋義歯試適)

前回の治療で決めた高さをもとに、実際の入れ歯で使う歯を蝋の原型に並べたもの(蝋義歯)をお口の中に装着し、見た目を確認します。 蝋義歯は完成する入れ歯の試作段階のものであり、この時点で装着して、見た目や歯の並びに問題がないようであれば、蝋の部分をプラスチックに置き換えて 最終的な入れ歯が完成となります。なお、蝋義歯は蝋でできているため、強い力で噛んでしまうと壊れてしまうため、注意が必要となります。

入れ歯の完成

前回の治療で問題がなかった蝋でできた入れ歯は、蝋の部分をプラスチックに置き換え、最終的な入れ歯となります。完成した入れ歯をお口の中に入れていただき、 痛みがないか、見た目は問題ないか、気持ち悪い部分はないかなどを確認し、調整が可能である部分は調整を行っていきます。入れ歯は、お口の中では異物であるため、 完全に違和感がなくなることはありません。そのため、装着する方にもある程度の慣れが必要となります。慣れることが難しい部分は、さらに調整を行い、少しでも 違和感がなくなるように調整を行っていきます。

入れ歯の調整

入れ歯を装着するまでに5回も来院していただいているわけですが、入れ歯は入れて終わりの道具ではありません。大抵の場合は調整が必要となります。 個人差はありますが、2,3回の調整が必要となる場合が多く、人によっては、もっと調整が必要なものです。靴は、最初靴ずれが出来たり、小さかったりしますが、 布でできているため、やがて伸びて、足の形にフィットするようになりますが、入れ歯は、硬いプラスチックで出来ているため、勝手に変形することはないため、 歯医者さんで削って調整を行う必要があります。